大学を中退して、1年も働かずに辞めた自分が、公務員になれるのか
そんな不安を抱えていたマックさん(仮名・23歳)。
しかし彼は第一志望の地方法務局に合格。
カギは、“自分の考えを伝える力”でした。
この記事でわかること👇
・大学中退や早期退職とどう向き合ったか
・“伝わる志望動機と自己PR”のつくり方
・地方法務局の面接対策でやった準備の中身
【挑戦のきっかけと1年目の不安】
マックさんは大学を中退し、その後学校事務の職に就いたものの、9ヶ月で退職。
「経歴的に厳しい」「また失敗するかもしれない」
そんな葛藤を抱えながらも、国家専門職の一つである法務局に挑戦しました。
「退職理由は正直に話すしかない。でも、どう伝えるかを考えるのが大変でした」
【自己PRと志望動機の軸を“構成”し直す】
最初は福祉や人への想いを軸に話していたマックさん。
しかしそれでは面接官に納得感が届かないと感じ、構成を見直しました。
「“なぜ地方法務局なのか”を深く掘り下げることで、自分の軸が見えてきました」
対策の中で、志望先の業務内容と自分の価値観が交差する点を明確に整理し直したのです。

【現地訪問・説明会で“リアルな接点”を得る】
「行動しないと、言葉に説得力が出ない」
そう思ったマックさんは、職場訪問を決意。説明会にも積極的に参加しました。
「直接話を聞いたおかげで、自分のやりたい仕事が明確になりました」
“情報収集してきた人”としての厚みが、面接での発言にも自然と現れるようになりました。
【面接対策:伝え方の練習を10回以上】
面接本番を見据えて、何度も想定問答を練り直しました。
練習は録音・反省を繰り返すスタイルで、自信をつけていきました。
「準備すればするほど、“自然に話す”ことの難しさが分かってきたんです」
「筆記と並行して、早い段階から面接対策を始めていて本当に良かったです」
【本番面接で感じた“手応え”と違い】
国家系の面接は“対策してきたかどうか”が分かりやすく出る。
そう語るマックさんは、自治体の面接との違いも冷静に捉えていました。
「突発的な質問よりも、“構成力”を見られていた気がします」
面接官の反応から、“しっかり伝わった”という手応えを感じたそうです。
【これから挑戦する方へ】
「中退や早期退職は変えられない。でも、“どう向き合うか”は変えられる」
「筆記に集中してからでは遅い。面接対策は“並行”が鍵です」
「不安があっても、コツコツ準備を重ねれば必ず報われます」
自分の過去に向き合いながら、“未来をつかむ答え”を作り上げたマックさん。
その言葉は、これから挑戦するあなたへのリアルなエールです。
📌 不利な経歴も、伝え方で武器になる。